以前に、とあるベテラン伴奏ピアニストと通話していて
軽率な質問だと分かっていながらも
などときいてしまいました。
返答はシンプルで、
40代のときに目の病で失明しそうになり
70代になった今でもピアノが弾けていることに
この上ない幸せを感じているから、
というものでした。
ピアニストの中でも伴奏ピアニストは
基本的に、共演者がいて
頼まれた仕事をこなすピアニスト。
楽譜を自由に変えることはできないので
とうぜん、間違いなく譜読みをしなくてはいけないうえ、
ステージ上でも楽譜を見て演奏します。
一晩の歌曲のリサイタルで15曲程度はあるので、
一度に何人もの伴奏を引き受けていれば
同時にもっている曲数は膨大な数になります。
目が見えなくなって楽譜が見えなくなるかもしれないと考え
ずいぶんと不安な日々を過ごしたそうですが、
その経験から
音楽を続けるためであれば
伴奏を続けるためであれば
何でもやろうと思ったそうです。
目が見えなくなるのは
伴奏ピアニストに限らず
誰にとっても怖いものですが、
上記の話は
その方の経験談が含まれているものだったので
納得させられてしまいました。
継続の秘訣を
身の回りの学習に熱心な方にきいてみてください。
心の広い方であれば
快く教えてくれるはずです。
そこから刺激を受けるのは間違いありません。
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