この作品の楽譜選びで問題となるのは
入門が終わったくらいは学習の進んだ方が取り組む場合。
「入門用」の編曲は数が限られていますが、
人気曲中の人気曲なだけに
「難易度:初中級以上」となった途端、
あまりにもたくさんの編曲が出回りはじめます。
もちろん、
デモ演奏がアップされている場合は
それらを聴いて
いちばん気に入った編曲の楽譜を手に入れればいいのですが、
私がオススメするのはやはり
「作曲家の監修&編曲による楽譜」です。
アレンジものが多く出回る
ポピュラーピアノの分野においては、
作曲家自身が監修&編曲している楽譜の価値は圧倒的。
作曲家監修楽譜にも
大きく2パターンあります。
◉ 作曲家が監修して、編曲は他者に任せている
とうぜん、前者を手に入れられれば
それに越したことはありません。
嬉しいことに、
「人生のメリーゴーランド」に関しては
前者の楽譜が出ています。
久石譲 氏が自身でピアノソロ編曲をして監修もしています。
公式楽譜にも何種類かありますが、
その中でも定番かつ手に入りやすいのは
以下の楽譜集。
収載楽譜全曲にわたって
作曲家本人がアレンジしているだけあって
原曲のイメージで演奏したい方には
うってつけの楽譜でです。
収載されている「人生のメリーゴーランド」の難易度は
「ツェルニー30番入門程度~」
となっており、
この段階であれば
頑張り次第で発表会でも披露できるでしょう。
この楽譜集の良いところは、
久石譲氏によるピアノ演奏の
楽譜集マッチングCDアルバムも手に入ることです。
(厳密には、楽譜と異なる箇所があります。)
作曲者の自作自演をどの程度参考にするかはさておき、
楽譜集全体のイメージをつかみたい方にもオススメです。
楽譜集とCDをセットで持っておいて損はないでしょう。
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