エチュードなどで
ずっと16分音符などの細かい音符が続いている場合、
それが
「スケールの16分音符」なのか
それとも
「分散和音の16分音符」なのかを
よく調べてみましょう。
切り替わったりもするので細かく調べていきます。
それによって
「深く出すべき音」や「ペダリング」も変わってきます。
こういうところを読むのが「譜読み」。
例えば、
ショパン「エチュード op.10-1」は
全編を通して明らかに分散和音ですね。
一方、
ショパン「エチュード op.10–4」には
「スケールの16分音符」
「分散和音の16分音符」
これらの両方が含まれ、
それらが小節によってチェンジされます。
どうしてこんなに基本的な話をするのかというと、
非和声音が混じった「スケールの16分音符」に変わったにも関わらず、
ペダルを踏みっぱなしで
音響が濁っている演奏をよく耳にするから。
エチュードに限らず、
細かな音符が出てくる楽曲では
今回の注意点を意識してみてください。
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