【ピアノ】選曲に正解の一曲を求めない

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選曲においても
唯一の正解探しをやめると
とてもラクになることを実感してください。

 

以前に、以下のように書きました。

一度取り組み始めた作品とは
ある程度の期間付き合うことになります。
良い楽曲に出逢えれば、
一生付き合っていくレパートリーになることもあります。
そう考えると
内容の希薄なものを選んで
時間をとられている場合ではありません。

 

しかし、

反対になかなか決められないことで悩んでいる方も

いらっしゃるのではないでしょうか。

そういった方へ向けて、

もうひとつ別の観点から

選曲のコツをお伝えします。

 

「選曲に正解の1曲を求めない」

ということ。

以前に言っていたことと矛盾するように感じる方も

いるかもしれませんが、

本質的には変わりありません。

無造作に選曲するわけではありませんので。

バシバシ決められる方も

なかなか決められない方も

本質的に気をつけるべきことは同じです。

選曲に正解の1曲を求めない。

 

なかなか決められない方って、

選曲でも勉強でもなんでもそうですが

唯一の正解を見つけてから

動き出そうとする傾向があるので

下調べだけで気の遠くなるような時間を使ってしまいます。

しかし、

唯一の正解なんてあるわけがなく

少し時間が経ってから

「あの選曲は自分のためになったな」

などと理解するだけのこと。

 

それだったら、

前から言っている

「ていねいに選曲する」

というのは前提として、

「ある程度やりたい曲を絞り込んだのであれば、とりあえず一曲やりはじめてしまう」

こうするのがいいと考えています。

 

筆者自身も

ある程度検討したら

その先は「男の勘」で

ザクッとはじめてしまいます。

正解はないことを理解していれば

意外と躊躇なく決められるものです。

 

唯一の正解探しをやめると

とてもラクになることを実感してください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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