練習量に正解はありません。
自身にとって最適な練習量を
常に探られていることと思います。
という記事では、
「休憩するタイミングを時間で区切ってセット練習すること」
について書きましたが、
今回はもっとモチベーション寄りの指針を
お伝えします。
とにかく私達は
自分が出来ることを大きく見積もる傾向にあります。
ですから、
負荷が少ないことよりも
負荷が大きすぎることのほうが
問題になる可能性大。
さて、モチベーション寄りの指針についてですが
やり方は簡単です。
迷ったら、
「明日も、1ヶ月後も、1年後もそのやり方を続けられるか」
これを想像してみてください。
そして、
「そんなに負荷の高い練習はムリだ」
と思ったら、切り捨ててください。
慣れに伴って練習時間を増やせる可能性はありますが、
基本的に、今つらいやり方は1ヶ月後もつらいのです。
という記事で紹介した
故 中村紘子さんの名言に
「みなさん、やる量が少ないと思うの。」
というものがあります。
この言葉に触発されて頑張ってほしいからこそ記事にしました。
ただ、趣味の場合は
「やや無理する程度が限度」だと思ってください。
あまりに無理すると
リバウンドがきますし、
達成出来なかった日に落ち込んでしまう。
「ちょっと無理するけど、自分を追い詰めすぎない」
これが、いちばん上達を見込める練習量です。
なぜなら、
たくさん練習している上に、継続可能だからです。
今まで普通の感覚で練習をしていたときの練習量を思い出し、
そこに2割程度の課題を足してみましょう。
それが、あなたにとっての
「ちょっと無理している練習量」
と言えます。
意味のないことのように思うかもしれませんが、
「このように練習量を調節してみよう」
という指針を自分の中にひとつ持っておく。
そうすれば、
迷ったときに必ず助けてくれます。
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