ラヴェル「ソナチネ 嬰ヘ短調 M.40 第3楽章」ワンポイントレッスン
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、159-163小節)
162-163小節目では、
「2小節を3等分するリズム」がとられています(縮節)。
一方、47-52小節目やその他で出てきたときと異なっているのは、
”左手も”「2小節を3等分するリズム」になっているというところ。
両手でこのリズムを奏することにより
フィニッシュに向けた「せき込み効果」が出ています。
また、
「1拍ごとにハーモニーが変わっている」ということでも
せき込み効果がさらに増大しています。
ハーモニーが変わるということも、一種のリズム表現。
47-52小節目やその他で出てきたときと異なる点ですので
比較してみてください。
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