音をきちんと拾えていて
きれいな音色で弾けているけれども、
問題がでてくるケースというのがあります。
「多くの問題は、ノンストップでいくべきところでストップしまうことにある」
と言えるでしょう。
読譜の力はこういったところに出てくる。
音楽の流れがストップしているのに
それを良いことのように言って
「ためる」などといった言葉で表現している例も散見されます。
ノンストップでいくべきところについては
端的に言うと、
◉ 音楽のエネルギーが明らかに前へ進んでいるところ
◉ ノンストップでいったほうが、直後の効果が活きるところ
◉ ノンストップでいったほうが、直後の効果が活きるところ
など。
これらについては
具体的な譜例とともに
これまでにも記事にしてきていますので、
「ノンストップ」でサイト内検索をかけてみてください。
ひとつの提案としては、
よく使われる「ためる」という発想を
言葉の使用とともにやめてみることです。
どんなアゴーギクも
その音楽の流れの中での出来事にするべきであり、
「ためる」という言葉が
どことなく非音楽的に響くように感じるのは
筆者だけではないと思います。
とあるピアニストが
「うねる」という言葉を使って表現していましたが、
この言葉のほうがずっと音楽的だと感じます。
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