【30秒で学べる】モーツァルト「ピアノソナタ 変ロ長調 K.333 第3楽章」ワンポイントレッスン

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モーツァルト「ピアノソナタ 変ロ長調 K.333 第3楽章」ワンポイントレッスン

譜例(PD作品、Finaleで作成、84-87小節)

85小節目の後半から crescendo と書かれていますね。

このようなダイナミクスの時間的変化には

さまざまなやり方がありますが、

たいてい、あっという間に効かせてしまいがちなので

やや後ろ寄りでおこなうといいでしょう。

 

その際の表現ポイントがあります。

カギマークを見てください。

メロディラインの進行から判断すると

楽曲の成り立ちとしては

カギマークを付け直したEs音とF音のあいだで区切れます。

そこで、

ひとつ目のカギマークの終わりまでは

あまりクレッシェンドせずに

ふたつ目のカギマークの始まりから本格的に始める。

そうすると、

楽曲の成り立ちも活かせる後ろ寄りのクレッシェンドを

表現できるでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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