【ピアノ】大切だと分かっているのにメロディが聴こえてこない理由

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演奏をするときも創作をするときにも
とにかく、役割分担の把握が重要です。

 

音楽にとって大事な要素をいくつか挙げていく場合、

ほとんどの方が

早いうちに「メロディ」を挙げるはず。

 

いつも思うのですが、

そう分かっているのに

メロディが聴こえなかったり

聴こえにくかったりするんですよ。

「聴こえにくい」というのも、聴こえないのと同じ。

メロディさえ聴こえれば

多少伴奏がヨレッとなろうが

テンポが走ろうが

一応音楽にはなります。

 

筆者自身も昔、

「メロディが聴こえない」

と言われまくったので

だいたいの理由は分かります。

考えていないから。

考えて意識をするだけで少し改善します。

 

いざピアノへ向かうと

細かな音を弾くことなどに一種懸命になってしまい

肝心なメロディがどこかへいってしまう。

 

加えて心に留めておくべきなのは、

メロディが聴こえにくいバランスでは

すでにそのメロディをよく知っている自分であれば聴き取れても

初めて耳にする人物には完全に聴き取りにくい、

ということ。

 

【ピアノ】初心者でもできる楽曲分析方法④

という記事で

「役割分担をみる」という楽曲分析方法について

解説しましたが、

とにかく、この視点が重要です。

メロディ以外の要素の役割を考えて音を出せば

脇役が大きくはなりません。

 

もし、テクニックの不足により

どうしても脇役がうるさくなってしまうのであれば

メロディをそれよりも骨太で弾いてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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