音楽にとって大事な要素をいくつか挙げていく場合、
ほとんどの方が
早いうちに「メロディ」を挙げるはず。
いつも思うのですが、
そう分かっているのに
メロディが聴こえなかったり
聴こえにくかったりするんですよ。
「聴こえにくい」というのも、聴こえないのと同じ。
メロディさえ聴こえれば
多少伴奏がヨレッとなろうが
テンポが走ろうが
一応音楽にはなります。
筆者自身も昔、
「メロディが聴こえない」
と言われまくったので
だいたいの理由は分かります。
考えていないから。
考えて意識をするだけで少し改善します。
いざピアノへ向かうと
細かな音を弾くことなどに一種懸命になってしまい
肝心なメロディがどこかへいってしまう。
加えて心に留めておくべきなのは、
メロディが聴こえにくいバランスでは
すでにそのメロディをよく知っている自分であれば聴き取れても
初めて耳にする人物には完全に聴き取りにくい、
ということ。
という記事で
「役割分担をみる」という楽曲分析方法について
解説しましたが、
とにかく、この視点が重要です。
メロディ以外の要素の役割を考えて音を出せば
脇役が大きくはなりません。
もし、テクニックの不足により
どうしても脇役がうるさくなってしまうのであれば
メロディをそれよりも骨太で弾いてください。
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