音楽は自然界の現象に近くなればなるほど
自然に聴こえると言われていますが、
それに反してしまう代表例が
流れとは無関係に入れてしまう呼吸です。
セクションの変わり目などで
流れから外れた妙な間(ま)をとってしまう演奏がありますが、
自然の現象ではそのようなことはあり得ないので
音楽を止めているだけになっています。
よく言われる「タメる」という表現も
それが流れを止めているだけになっていないか
録音したり第三者の意見をもらったりして
確認してみる必要があります。
揺れているブランコもバウンドしているボールも
いきなり唐突にストップすることはあり得ません。
あり得るとしたら
人間による自然に反する行為でストップさせるとき。
音楽においては
意外とこれをやってしまっています。
そして、意識しないと自分では気が付きにくい。
今自分がやろうとしている行為は
音楽の流れの中での出来事になっているのか、
とにかくこれを意識してみると
機械的な停滞感をつくらない自然な演奏になります。
✔︎ あわせて読みたい
【ピアノ】自然なテンポ変化とは?
【ピアノ】自然なテンポ変化とは?
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント