どの時代にも
ピアノやその他音楽をテーマにした素晴らしい音楽映画が
たくさんありますね。
しかし、
戦前はもちろん
1950年台や60年代には
白黒の作品がありますし、
経年の関係上、音声の状態が良くないものも多くあります。
また、
映像作品のリズムは
その作品が作られた時代の人間の生活リズムと密接なので
現代映画よりもテンポ感がゆっくりな作品が多く
人によっては眠くなってしまう。
加えて、
ある程度知識がないと理解できないような作品も多い。
これらのような理由もあり、
とにかく、途中で内容を見失ってしまいがち。
挫折の原因はここにあるのでしょう。
「内容が分かる」
という部分さえクリアできれば
楽しく観れるのではないかと思います。
必ずしも古典音楽映画鑑賞に限った内容だけではありませんが、
次の3点を実行してみてください。
◉ 音声の良くない古典音楽映画は、邦画でも日本語字幕をつける
◉ Wikipediaを、出しっぱなしにする
平たく言うと、
「一度の鑑賞で理解してしまうことを前提とする」
ということです。
一度で理解できないことに良さがある映画はあります。
しかし、
原則としては
二度本編を回さずに理解することを前提に準備して鑑賞しないと
内容が入ってこないのに時間だけがかかり
挫折してしまいます。
あらかじめ、あらすじを読んでおく
古典の音楽映画であれば
あらすじが無料公開されている作品も多数なので
それを通読しておくと
本編を観たときに内容が入ってきやすいと思います。
また、キャスト欄を見て
出演者の名と役名をざっとリンクさせておくと
なお効果的。
たくさんの映画を見て
名前と顔を知っている役者が増えてくると
この過程がよりスムーズにいきます。
もし中盤でどうしても内容が怪しくなったら
その段階ですぐにストップして
あらすじを読み返してみてください。
「ダラダラ観ていたら、訳のわからないまま2時間過ぎてしまった」
などといった失敗を避けることができます。
音声のよくない古典音楽映画は、邦画でも日本語字幕をつける
製品にもよるのですが、
字幕メニューを見ると
”邦画でも” 日本語字幕をつけることができるものが一定数あります。
古典音楽映画の場合は
経年の理由もあって音声の良くない作品が多いので
可能であれば
日本語字幕を活用してみてください。
セリフが理解しやすくなります。
筆者もよくやっている方法。
Wikipediaを、出しっぱなしにする
Wikipediaではなく
あらすじを読んだときのサイトでもいいのですが、
いずれにしても
キャストが一覧になっているページを
PCやタブレットなどの画面へ出しっぱなしにしてください。
そして、
登場人物の関係がわからなくなったりしたら
すぐに確認してください。
特に、登場人物が多く、人物名も複雑な作品では
この方法は役に立ちます。
大きくは上記3点が
古典音楽映画を挫折せず観るためにできる策です。
ちなみに、
古典音楽映画の鑑賞に限ったことではありませんが
「満腹時は観ない」
というのも意外と重要。
筆者だけか分かりませんが
満腹時って、感動できません。
それに、単純に眠くなります。
細かなことを色々と試してみて
自身にいちばん合う
挫折しない方法を見つけてください。
次回の記事からは、ピアノの話題へ戻ります。
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