新しい楽曲の練習を始めたら、
それをやめてしまわない限り
人前へ初出しするタイミングは存在します。
ここで言っている「初出し」というのは
大きな本番でのことではなく
◉ レッスンへ初めてもっていく
◉ 友達に初めて聴いてもらう
◉ 友達に初めて聴いてもらう
など、その前段階での初出しのこと。
正直、いつ出しても自由なわけですが、
自分で学習を進められる学習者は
初出しする最低ラインを以下のように考えてください。
「楽譜を読みながら弾ける」という状態が「楽譜を見ながら弾ける」へ変わってから
読みながら弾いている状態と、
見ながらでも弾ける状態では
大きな差があります。
言われなくても分かっていると思いますが、
これを意識して腑に落として
「まずは何としてでも、楽譜を見ながら弾いている状態まで底上げする」
という強い気持ちをもつことが大切だと考えています。
「楽譜を見ながら弾ける」よりもさらに先へ進んだものが、
「暗譜で弾ける」という段階。
暗譜で弾けるにも関わらず
楽譜を置いて本番をやる奏者というのは
とうぜん、本番では楽譜を読んでいません。
ほぼ見ているだけです。
【第1段階】楽譜を読みながら弾ける
【第2段階】楽譜を見ながら弾ける
【第3段階】暗譜で弾ける
【第2段階】楽譜を見ながら弾ける
【第3段階】暗譜で弾ける
大きな本番に先がけた初出しでは
せめて第2段階を目指しましょう。
少し余裕が出てきて
演奏の安定度が上がってきている段階ですし、
仮にレッスンを受けた場合には
第1段階の自分よりも
吸収できることが多くなります。
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