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譜例はFinaleで作成したものです。
ドビュッシー「ベルガマスク組曲 1.プレリュード」ワンポイントレッスン!
譜例(Finaleで作成、1-2小節目)
楽曲の演奏解釈では、
「ペダル効果がどこまで続いているか」
という観点が必要不可欠です。
ここでは、1小節目の頭のF音がどこまで響いているのかを判断しなければなりません。
よく「1小節3拍目」でペダルを踏み変えている演奏を聴きますが、
1小節目の頭で印象的に響かせた低いF音がたった2拍分伸びただけで
「1オクターブと5度も上のバス音」に移ってしまうと、
いきなり音響が変わり過ぎて少々不自然です。
ここでは、譜例のように、
2小節目あたりから段々とペダルを上げていき、
2小節3拍目の入りで上がり切るようにすると、
「音響がいきなり薄くなる印象」にならないのでオススメです。
なおかつ、「1小節3拍目」では
下にF音が鳴っていても和声として成立します。
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ドビュッシー「ベルガマスク組曲 1.プレリュード」を更に学びたい方へ
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