【ピアノ】伴奏部分をメロディだと勘違いしないように

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伴奏部分をメロディだと勘違いしてしまうと
立体的な演奏になりません。
本記事の具体例を参考に、
こういった要素を見抜く力を磨きましょう。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ドビュッシー「ベルガマスク組曲 3.月の光」

譜例(PD作品、Finaleで作成)

左の譜例が27小節目、右の譜例が66小節目です。

66小節目では

27小節目と「同じ音型」「同じハーモニー」が出てきますが、

大きな違いがあります。

その違いとは、

「メロディの有無」です。

27小節目にはメロディがありますが、66小節目にはありません。

つまり、66小節目の音群は「単純な伴奏」なのです。

しかし、まるで16分音符のメロディを弾いているかのように

各音を目立たせて弾いてしまっている演奏が聴かれます。

ここでは

あくまでも伴奏として

音粒が立ちすぎないように気をつけるべき。

 

(再掲)

27小節目を見た後で66小節目を見ると

メロディが無いことに気づく方もいらっしゃるはずですが、

もし仮に66小節目を単独で目にした場合はどうでしょうか?

次の67小節目でメロディが現れたことを認識しなければ

伴奏だと思わないかもしれません。

あるいは、両方ともメロディだと勘違いしてしまうかもしれません。

 

あえて回りくどい言い方をしましたが、

ここでお伝えしたいのは、

あなたが取り組むことになる楽曲において

「ある場面でのその音群が ”メロディ” なのか ”伴奏” なのか、”それ以外”なのか」

 こういった内容を注意深く観察するべきということです。

その上で

「聴かせるべき音」
「響きの中に隠すように柔らかく演奏すべき音」

これらを区別しましょう。

そうすることで

役割分担が明確に表現された

立体的な演奏を目指すことができます。

 


 

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