ドビュッシー「2つのアラベスク 第1番 ホ長調」ワンポイントレッスン
譜例（PD楽曲、Finaleで作成、3-5小節目の要所のみを抜き出したもの）
3小節目から5小節目にかけて
矢印で示したように
メロディとバスの動きが「反行」していきますので
5小節目は開放的に。
ハーモニーを見てみましょう。
今回は「コードネーム」で表記しました。
3小節目から5小節目にかけて
ハーモニーが変わっていっているのは事実なのですが、
よく注意してみると、
「Fa-La-Do」という3つの音は3- 5小節目までずっと共通している、
ということに気付くと思います。
こういったことを読み取れるようになると、
ニュアンスを決める参考になるだけでなく、
「暗譜」をする際にも役に立ちます。
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