グリッサンドって
どうしても一本調子の表現になりがちですが、
工夫次第では
さまざまな表情をもたせることができます。
◉ ダンパーペダルを使うのかどうか
◉ ソフトペダルを使うのかどうか
◉ どの指で弾くのか
◉ どれくらいの圧度で弾くのか
◉ クレッシェンドやデクレッシェンドをするのか
◉ 爪の音を入れるのか
◉ 開始点と到達点をどのような音色で表現するのか
◉ ソフトペダルを使うのかどうか
◉ どの指で弾くのか
◉ どれくらいの圧度で弾くのか
◉ クレッシェンドやデクレッシェンドをするのか
◉ 爪の音を入れるのか
◉ 開始点と到達点をどのような音色で表現するのか
などといった観点を考慮して
どのようなグリッサンドにするのかを検討することで
「いつもどんな曲でも同じ雰囲気に聴こえてしまうグリッサンド」
を避けることができます。
運が良いのか悪いのか、
割と多くの作曲家は
グリッサンドを書くだけで
その表現についてはノータッチです。
ダイナミクスを示すくらいで済ませている作品が多いので、
そこでの表現に適したグリッサンドとはどういったものなのかは
演奏者が自分で考えなくてはいけません。
ほとんどのグリッサンドというのは、
和声を満たすためにあるわけでも
リズムを出すためにあるわけでもなく、
一種の「効果音(エフェクト)」としての役割。
だからこそ、
どんなニュアンスで響くのかに
こだわる必要があります。
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