たとえ作品が違っても、
同じ作曲家の作品であれば
譜面の景色は似ていると思いませんか?
作曲家は皆、
良い意味でプライドがあり
こだわりや意思を持って譜面を書いているので
とうぜんのことです。
一方、
もっと細かい面でのこだわりも
演奏家は読み取っていかないといけません。
例えば、
◉ メロディのひとつの音だけに書かれているフェルマータ
◉ dolce などという、ちょっとした書き込み
◉ さりげなく装飾音がかけられている音
◉ dolce などという、ちょっとした書き込み
◉ さりげなく装飾音がかけられている音
など。
「フェルマータ」「dolce」「装飾音」
と書いたのは、あくまで一例です。
このような要素は
極論なくても、音楽は成立します。
しかし、作曲家は書いたのです。
そのこだわりを読み取ってあげましょう。
筆者自身、作曲が専門なので
作品にちょっとしたこだわりを入れることがありますが、
さりげない書き込みを
ピアニストは想像以上に敏感に表現してくれます。
表現してくれたほうが作り手の意図に近くなることは
言うまでもありません。
「まずは書かれていることを素直に読み取って素直に表現する」
これだけなら初心者の方でもトライできるはずです。
早速、
今取り組んでいる作品から
作曲者のこだわりを読み取りましょう。
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