先日、知人のポピュラー分野のギタリストが
以下のようなことを言っていました。
「クラシックの編曲ものにギターで参加することがあるけど、
ポピュラーではあまりでてこない表現の差を感じる部分は、
急激に強弱が変わるところ。」
ポピュラーではあまりでてこない表現の差を感じる部分は、
急激に強弱が変わるところ。」
確かに、
ポピュラー分野の多くの楽曲では
「録音」「生演奏」関係なく、
かなり音圧を上げているために
「音量のいちばん大きいところといちばん小さいところの差は、それほどない傾向にある」
と言ってもいいでしょう。
一方、クラシックでは
ppp 〜 fffという幅がありますし、
楽曲によってはもっと差をつけますよね。
クラシック作品の録音を聴いているときに、
以下のような経験をしたことはありませんか?
「 ppp のところがよく聴こえなくて音量を上げたら、
その後に fff のところで大爆音がして驚かされた」
特に車の中などの雑音が多い環境で
ダイナミクス変化の激しいクラシック作品を聴くと、
こういった目にあいます。
なぜ今回の話題を取り上げたかというと、
特にクラシック音楽では
◉ subito表現
◉ その他、ダイナミクス表現全般
◉ その他、ダイナミクス表現全般
これらがそれだけ重要であるということを
強調したかったからです。
「クラシック分野の特徴のひとつ」
というわけですね。
ダイナミクスというのは
我々が思っている以上にハッキリと差をつけないと
聴衆には変化が伝わりません。
今一度、このことを再認識して
次の作品へ向かいましょう。
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