記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
譜例を見てください。
こういった和音の連続は
ただガンガン弾いていけばいいわけではありません。
譜例の最後の「up」「down」という書き込みは
「打鍵の際の手の動き」
を示しています。
多くの学習者は「down → down」で弾いていますが、
それでは、2回目のdownに入る直前にupが入る分、
動作が多くなってしまっていることになります。
「down → up → down」
と3段階の動作が入ってしまうのです。
譜例のように
「up → down」
でしたら2動作だけで打鍵できます。
カデンツのキメなどでは「up → down」を意識してみましょう。
この打鍵アクションは
特にテンポが速いときに有効です。
こういったように、
という観点を持つことが大事です。
今回の記事を読んで終わらせるだけでなく、
「自分で取り組んでいく楽曲の似たところで試してみよう」
という行動を起こせるかどうか。
少しづつ引き出しを増やしていくためには
知るだけではなく
やってみる必要があるのです。
気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、
譜例は、パブリックドメイン楽曲である
ベートーヴェン「ピアノソナタ第7番 ニ長調 作品10-3 第1楽章」
の一部を分かりやすいようにC-durに移調したものです。
この作品をはじめ、
実際の楽曲に頻繁に出てくる形を取り上げました。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122
Amazonでご購入いただけますが、
「Kindle Unlimited」に登録している方は
kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。
「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。
Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
コメント