弱音を出すときに遠慮してしまって
音がすっぽ抜けたり
うわべだけでかすったような音になってしまっていませんか。
「鳴っていないことで静けさを出す」
というのは、音楽的ではありません。
解決策はひとつで、
たとえ弱奏であっても
原則、鍵盤の底まで打鍵すること。
そのうえで
ダイナミクスや音色をコントロールするのが
目指すべき練習課題です。
平たく言うと、
鍵盤の途中までしか打鍵しないと
ハンマーの動きが中途半端になってしまうので
それが弦に当たっても
良い音はでません。
難しく感じる方は、
少しダイナミクスが多めに出てしまってもいいので
とにかく、もっと音を出してください。
やりすぎたのを後で調整することはできますが、
その逆は困難です。
練習のはじめは
やや大げさくらいで表現してみましょう。
コツがつかめてくると
静かでも響きの詰まった音が出せるようになります。
こういった音は
中途半端な打鍵では
ぜったいに得られないものです。
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