練習をしているけれども
あまり上達を感じなかったり
ピアノは好きなのだけれども
なかなかモチベーションが続かない方の気持ちは
よく分かります。
筆者も以前はそうでした。
そのようなときに筆者が目安にしている
練習期間というものがあります。
「2週間」
という期間。
どんなことでも一定期間の時間を使って取り組まないと身になりません。
だからといって、
あまりにも長い期間同じことをやり続けるのは
大変と感じることもあるでしょう。
「2週間」というのは
長すぎず短すぎず
自分の状態と照らし合わせながら練習を進めていくためには適切な長さ。
例えば、
譜読みの段階で楽曲を浮気しがちな方は、
決めた楽曲を
まずは2週間徹底的にさらってみる。
それでも
その楽曲が合わないと思えば
別の楽曲を検討してみれば良いのです。
最近はあまり見かけなくなりましたが、
「ピアノピース2週間マスター(全音楽譜出版社)」
などという教本もありましたよね。
◉ PP2週間マスター(11) モーツァルト/トルコ行進曲 (ピアノピース2週間マスター)
また、
自分にとって新しい練習方法を試してみる場合でも
期間が短すぎると
その方法が自分に合っているのかどうかを判断できません。
「2週間」はひとつの目安になります。
もっと言うと、
本気で上達したい方にとっても
2週間という期間はポイント。
2週間集中して取り組んだだけで
驚くように成長した友人を何人も見てきました。
演奏能力の上達ももちろんありますが、
いちばんは「ピアノに向かう時の心構え部分」の成長。
それが育つと、後の練習にも大きな影響があります。
結局は、
ピアノに向かう気持ちの移り変わりで
日々の練習は成り立っているからです。
専門を目指す方でなくても
もし、
「もっと上達したいな」
と強く思っているのであれば、
「本気で取り組めば2週間で変わる」
という言葉をモチベーションに
8月の残りを過ごしてみましょう。
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