昨日は、
「手首を使う位置とフレージングとの関連」
について書きましたが、
今回は
「手首を柔らかくするストレッチ」です。
ピアノ演奏では
手首が常にフニャフニャしているのはNG。
一方、柔らかく使った方が
音色をつくれる場面も多くあるので、
柔らかく使おうと思った時に
対応できる関節の柔軟さは必要です。
単に手首を回すだけでは
ピアノ演奏に直結しません。
そこで、
鍵盤上で出来るストレッチが有効なのです。
次の譜例を見て下さい。
(譜例)
次の手順でおこないます。
① 譜例の音を打鍵して鍵盤の底でキープ
② 右手の手首を「反時計回り」に回すと同時に、左手の手首を「時計回り」に回す
(この時にひじも一緒に回転させる)
③ 20回まわしたら、次は両手首とも逆回転で20回まわす
② 右手の手首を「反時計回り」に回すと同時に、左手の手首を「時計回り」に回す
(この時にひじも一緒に回転させる)
③ 20回まわしたら、次は両手首とも逆回転で20回まわす
これを1セットとし、一日に数セットおこないます。
◉ 回すときに、上腕やひじに余計な力を入れずラクにしておくこと
◉ 勢いよく回すと手首を痛める可能性があるので、ゆっくりと
◉ 打鍵したままの指は、必要以上に押さえつけないこと
◉ 勢いよく回すと手首を痛める可能性があるので、ゆっくりと
◉ 打鍵したままの指は、必要以上に押さえつけないこと
これらがストレッチにおける注意点です。
あくまで
「ピアノ演奏しているときと同じような感覚」
でおこなうことが目的だからです。
「打鍵したままおこなうストレッチ」
という部分がポイント。
やってみるとわかるのですが、
初めのうちはびっくりするくらい
手首が動かしにくいはずです。
しかし、
この柔軟も継続が大事で
段々と可動域が広がっていきます。
毎日少しづつ取り組んでみてください。
「音を出さなくても取り組める練習」
とも言えるでしょう。
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