曲頭のアウフタクトというのは
言ってみれば「拍足らず」ではじまるわけですよね。
したがって、
何となくダラダラ始めてしまうと
入りの拍感覚が分からなくなってしまいます。
改善策は「休符の補填」です。
具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
モーツァルト「ピアノソナタ第10番 K.330 第2楽章」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)
原曲では「カッコで示した8分休符」はありません。
ここでは、
このように「8分休符」を補って
その休符を感じて弾き始めると
安定した好スタートを切れます。
3/4拍子だからといって
8分休符を3つ補って
完全な3/4拍子分用意する必要はありません。
出だしが8分音符からなので
8分休符ひとつだけ補えば
問題なくタイミングをつかめます。
楽曲によって
補うべき音価などは変わりますが、
上記の譜例を参考に応用してください。
いずれにしても、
「仮想の休符を補ってスタートする」
という方法を思い出せるかどうかがポイントです。
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