上記記事の譜例とは別の楽曲例で見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、58-62小節)
このような
両手で交互にやりとりするパッセージの場合、
バスやトップノートも重要ではあるのですが、
丸印で示したような
やや長い音価で書かれた到達音は
それらと同じくらい、もしくはそれら以上に重要な
キーノートとなります。
譜例の場合もそうですが、
「長い音価の音符」
に注目してみると
核を見抜けることが多くあります。
丸印で示した音同士のやりとりを良く聴きながら
どれかひとつの音がはみ出たりしないよう、
ポンポンとバランスよく置いていきましょう。
とにかく、バランス バランス バランス。
「バランスにとても敏感」
「バランスのことはまったく意識になく、音を拾っているだけ」
「バランスのことはまったく意識になく、音を拾っているだけ」
これらの中間の学習者って、ほとんどいないんです。
もし仮に後者だったとしたら
まずやることは「バランスを意識し始めること」。
それだけで
かなり上達の方向へ近づいていけますので。
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