譜例(PD楽曲、Finaleで作成、13-14小節 および 17-18小節)
分散されてはいますが、
オクターヴでメロディを演奏しているのと
同様な考え方ですね。
左側の譜例と右側のそれを比較してみましょう。
繰り返しの際の対応する部分を抜き出したのですが、
繰り返しでは上のラインのほうにアクセントがつくように
変わっています。
強調される位置がずれたのは確かなのですが、
「どこを強く、どこを弱く」だけではなく、
それによって色彩がどのように変わったのかを
しっかりと感じ取るようにしましょう。
ショパンは、
譜例の幻想即興曲やエチュードをはじめ
他のいくつかの作品でも
上記のような
メロディの上と下のバランスを変える手法を
取り入れています。
こういった表現に出会ったときに感じ取り考えるべきなのは、
繰り返しますが
音量のみでなく、音色・色彩の変化です。
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