具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、52-57小節)
52小節目の丸印で示したCis音は
次の小節の丸印で示したD音へつながるメロディ。
56-57小節のように
完全に声部分けされていれば分かりやすいのですが、
52-53小節のように
部分的にしか声部分けされていないと
見落としてしまう可能性があります。
メロディCis音からD音へのつながりを大切に演奏しましょう。
矢印で示したように内声のつながりも意識し
横のラインの流れも乱さないように。
このような隠れ多声メロディというのは、
全部の音を均等に演奏してしまうのではなく
各音の主従関係を明らかにしたうえで
横のラインも整えるべき。
演奏方法として多声的に聴こえるように
心がける必要があります。
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