同じ作品でも
演奏するピアニストによって
まったく別の作品のように聴こえます。
ある程度系統の似た演奏はあっても
完全に同じ演奏はふたつとありませんし、
仮に
「あのピアニストの真似をして」
と言われても
完全再現なんてとうていできません。
弾く作品がどんなに易しいものであったとしても。
いろいろな演奏者に話をきいていると、
差別化的に人と違った演奏をしようと思っている人って
意外と少ないんです。
そんなことを考えなくても
演奏者によって
性格や趣味、今まで吸収してきた音楽など
ありとあらゆることが異なるため、
自分のやり方でやるだけで
勝手に人とは違う演奏になってしまうわけですね。
ここで、
筆者がおすすめする
音楽に色を出すちょっとしたコツをお伝えします。
作曲でも演奏でも
普段はいつも通りにやっていていいと思うのですが、
人から
「○○なところが○○さんっぽいよね」
というように
「~サウンド」「~節」のような部分を
何度も指摘された場合は
”わざと” そこを意識してみるんです。
そういうのって、
放っておくよりも意識したほうがより前面に出てきますので。
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