指で鍵盤を下げて音は出ているけれども
そこに気持ちが乗っていなかったり
音を聴いちゃいなかったり、
というのはよく見受けられ
音を聴けばすぐにわかります。
そうなってしまいやすい典型例が、
譜例のような行ってかえってくる音型。
グラナドス「ゴイェスカス 5.愛と死(バラード)」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、2-5小節)
このような音型では
「行き」はカンタービレに歌えていても
「かえり」で意識が抜けてしまいやすい。
必ず、カギカッコで示した
かえりにも気持ちを乗せましょう。
譜例はメロディの場合でしたが、
伴奏音型においても意識すべき。
例えば、以下のような分散和音によるもの。
譜例(PD作品、Finaleで作成、7-8小節)
このような伴奏型では、
必ず「かえり」もしっかりと聴いて
「うわべだけ何となく指でかすった」
という風にならないよう、気をつけるべきです。
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