大なり小なり出演する各種演奏会では、
事前に演奏曲目提出をしますよね。
ところが、
プログラムが出来上がってくると
提出した曲名が勝手に変えられていることって
経験したことありませんか。
ささいなことで言えば
スペースの入れ方を変えられているとか。
筆者は昔、
ベートーヴェン「ピアノソナタ第18番 変ホ長調 作品31-3」
を提出したら、
プログラム冊子に「狩」って副題が付け加えられていて
ほんとうに嫌だったんですよ。
この反発したい感覚、
わかってもらえる方もいらっしゃると思います。
作曲者名や曲名というのは
さまざまな表記が出回っているものなので、
演奏会の主催のほうで
統一基準を設けている場合であれば仕方ありません。
例えば、とある企業は
会社ルールで
「ベートーヴェン」ではなく
「ベートーベン」に統一しています。
しかし、
明らかに何となくでいじられた感じがする場合は
事務局に問い合わせて騒いでください。
「騒ぐ」というのは
決して「クレームを言う」という意味ではありません。
ただ単に泣き寝入りするのではなく
どうして表記が変わったのか、
そちらの基準に合わせただけなのか、それとも…
というところを探って
お互いに納得する落とし所を見つけるということです。
ていねいに問い合わせれば
きちんとしたところである限り
話はきいてもらえるでしょう。
その結果、
すでに出来上がったプログラム冊子自体は変更できなくても
本番でのアナウンスで
希望通りに読み上げてもらえる可能性はあります。
筆者の経験上。
演奏曲名はもちろん、コメントなど
音楽を伝えるうえで
「言葉」というものに
もっとこだわっていきましょう。
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