難所は強引に克服しようとしても
良くないクセにつながるだけです。
「嘘ばっかり弾いているのに、同じ頭ん中でひたすら繰り返しまくる」
というのが、代表例。
これって極論、偶然正しい音にあたって安心したいがための練習です。
それよりもむしろやるべきなのは、
「音楽面をつかんで問題を克服する」
というやり方。
例えば、以下のようなもの。
【問題点1】セクションの変わり目で詰まってしまって、うまく弾けない
その箇所が、音楽的にテンポを広げても大丈夫かどうかを調べる
その箇所が、音楽的にテンポを広げても大丈夫かどうかを調べる
【問題点2】和音の高速連打がうまく弾けない
音楽的に、しっかり出すべき音と控えてもいい音がないかどうかを調べる
音楽的に、しっかり出すべき音と控えてもいい音がないかどうかを調べる
【問題点3】音楽が平坦になってしまう
各フレーズにおける音楽の開き方や閉じ方を調べる
各フレーズにおける音楽の開き方や閉じ方を調べる
【問題点4】長大な連符が拍の中に入らない
ほんとうに拍の中へピッタリ入れないといけない表現なのかを調べる
ほんとうに拍の中へピッタリ入れないといけない表現なのかを調べる
など。
あらゆる難所やうまくいかない表現というのは
音楽的なことが理解できると
すんなり弾けてしまうことがあります。
とうぜん、
繰り返して何度も練習しないとできるようにならない部分は
出てくるもの。
しかしその場合も、
音楽を理解していることで
練習の質がまったく変わってきます。
「困難を、腕力ではなく音楽面をつかんで克服する」
これを意識してみると
学習がスムーズに進むうえ
仕上がりも良くなるでしょう。
とにかく、落ち着いて解決しようとしてください。
音楽面のつかみ方は
本Webメディアで紹介している
「譜読み」
などのカテゴリー記事が参考になるはずです。
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