具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
モーツァルト「ピアノソナタ 変ロ長調 K.281 第3楽章」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、114-118小節)
このような長く続くロングトリルにおいては、
視覚的にも聴覚的にも
数えている様子を表へ出さないように注意すると
上手に聴こえます。
視覚的なことで言えば、
頭を振って拍を数えないこと。
聴覚的なことで言えば、
各拍にアクセントをつけてしまわないこと。
ロングトリルの演奏では
気をつけないと
こういったことをやってしまいがち。
拍をとるのは
頭振りでもアクセントでもなく、
他のパートおよび、体内のカウントにすべきです。
まずは、トリル以外のパートを
体内のカウントで
走ったりモタモタせず弾けるようにしておく。
これが出来たら、
ロングトリルをさりげなく追加してみてください。
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