具体例を見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、22-23小節)
ここでは、
黄色のマーカーで示したように
メロディが受け渡されています。
こういった受け渡しを譜読みのときに見抜かなくてはいけませんが、
難しいのは、
右手パートのみを弾いていると
実際はメロディがブツ切れになっているにも関わらず
どことなくメロディとして成立しているように感じてしまうこと。
しかし、黄緑のマーカーで示した部分は
あくまで脇役です。
f と書かれていますが
やや加減してバランスをつくるくらいでちょうどいい役割。
メロディの受け渡しを示すために
あえてラインを入れてくれている作曲家もいますが、
基本的には
演奏者が見抜かなくてはいけません。
特に、譜例のところのように両手の音域が近いところでは
注意深く譜読みするようにしましょう。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント