ひとつ前の記事で
「音楽理論学習における、最初の一手とその次の一手の選び方」
について解説しました。
音楽理論の中のイチ分野だったり
音楽史だったり
ピアノの構造だったりと、
何か新しく勉強を始めようと思っている分野もあるはずです。
そういったときに
いつまでもスタートを切れなかったりして
熱が奪われてしまったら
もったいないですよね。
潔く好スタートを切る方法があります。
ほんとうにシンプルな方法で、
「とりあえず、この1冊だけやればいいや」って終わりを決めちゃうこと。
人間は終わりの見えないことはできません。
例えば、
最初の1回は好意で始めた無償の手伝いも
何回か頼まれると嫌になってしまいます。
単純に面倒くさいだけではなく、
ずっと続くのかと思うと
先が見えなくて不安になるため
抜け出したくなるのでしょう。
音楽学習でも似たようなところがあって、
その学習のいちおうの終着点が見えていると
急に腰が軽くなったり
気持ちが軽くなったりするんです。
終わりさえ決めれば、たいていのことはできます。
音楽ではどの分野も突き詰めれば奥深く
ほんとうに踏み込みたい分野については
ずっと学習が続きますし
ある意味、終わりはありません。
しかし、
今始めようとしているこの学習については
ムリヤリにでもいったんの終わりを決めてしまってください。
人間、短期的に取り組むからこそ
集中できますし
ちょっとの忍耐すらできます。
長期的かと思ったり
ましてや、ずっと終わりが見えないなんて思ったら
うんざりするんですよ。
「とりあえず、この1冊だけやればいいや」って終わりを決めてしまう。
それも、その1冊は定番書にして
ハズレを引かずに王道を学習する。
これらだけでも意識すると
新しく勉強を始める分野で潔く好スタートを切ることができます。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント