受験校にもよりますが、
音大受験では
「課題曲」の他に「自由曲」も課されるケースが大多数です。
自由曲はたいてい「5分〜10分程度」。
日頃、読者さんから選曲の質問を受けることがありますが、
受験校として「中堅音大」を希望されている場合、
以下の4曲をオススメすることがほとんどです。
◉ ブラームス「ピアノソナタ第2番 第1楽章」
◉ シューマン「アレグロ Op.8」
◉ シューマン「3つのロマンス Op.28 より 第3曲」
◉ プロコフィエフ「ピアノソナタ第1番(単一楽章のソナタ)」
◉ シューマン「アレグロ Op.8」
◉ シューマン「3つのロマンス Op.28 より 第3曲」
◉ プロコフィエフ「ピアノソナタ第1番(単一楽章のソナタ)」
ほんらい、受験生の「性格」や「演奏の特徴」などを踏まえた上で
選曲すべきなのですが、
スポットで質問を受けた場合は把握しきれません。
そこで、
タイプの異なる4曲を提示して
本人の意向で選曲の参考にしてもらいます。
(もちろん、他の作品を紹介することもゼロではありません。)
本人の意向で選曲してもらうと
だいたい、次のような人気順になります。
第1位 プロコフィエフ「ピアノソナタ第1番」
第2位 シューマン「アレグロ Op.8」
第3位 ブラームス「ピアノソナタ第2番 第1楽章」
第4位 シューマン「3つのロマンス Op.28 より 第3曲」
第2位 シューマン「アレグロ Op.8」
第3位 ブラームス「ピアノソナタ第2番 第1楽章」
第4位 シューマン「3つのロマンス Op.28 より 第3曲」
それぞれの特徴を、ごく簡単に解説します。
プロコフィエフ「ピアノソナタ第1番」
◉ これら4曲の中で、いちばん演奏効果が高い
◉ 男性の受験生からは特に人気
◉ これら4曲の中で、いちばん演奏効果が高い
◉ 男性の受験生からは特に人気
シューマン「アレグロ Op.8」
◉「多声中心の音楽」かつ、テンポが速い
◉ これら4曲の中で、いちばん難易度が高い
◉「多声中心の音楽」かつ、テンポが速い
◉ これら4曲の中で、いちばん難易度が高い
ブラームス「ピアノソナタ第2番 第1楽章」
◉ 地味な作品だけれども、内容が濃い
◉ 演奏時間が短めで取り組みやすい(約6分)
◉ 地味な作品だけれども、内容が濃い
◉ 演奏時間が短めで取り組みやすい(約6分)
シューマン「3つのロマンス Op.28 より 第3曲」
◉ 非常に味のある作品
◉ そもそもこの作品のことを知らなかったという学習者も多いほど、マイナー
◉ 非常に味のある作品
◉ そもそもこの作品のことを知らなかったという学習者も多いほど、マイナー
どの作品も
しっかりと仕上げれば
中堅音大の入試でしたら充分合格点をとれます。
もちろん、
発表会などで演奏する場合でしたら
大曲の間に挟まれても聴き劣りのしない、
良いレパートリーとなります。
もし、あなたが発表会の選曲で
これらの4曲の中から選んで演奏するとしたら
どの作品を選びますか?
✔︎ あわせて読みたい
【ピアノ】プロコフィエフのピアノソナタ入門
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