ピアノ人口の多さは
あらゆる楽器の中でも圧倒的です。
自分の身近なピアノ弾きだけでも
上手に弾ける人はたくさんいますよね。
人と比べて落ち込んだりする必要は
まったくありません。
一方、
「少しでも抜きん出たい」
と思うのも当然です。
ひとつ、突破口があります。
「言葉を上手く使う」
という方法です。
「リアルな本番」
「ネット配信」
形態に関わらず、
演奏に際して自分のコメントを伝えられる場は
たくさんあります。
演奏する楽曲や自分のパーソナルを
どのような言葉で解説するかによって
聴こえ方の印象がまったく変わります。
言葉で魅力的に伝えられれば、
まったく同じ実力をもってしても
演奏のレベルは上に聴こえます。
それに、
言葉を大切にして演奏をしていると
存命の作曲家とのつながりが生まれます。
作曲家は、
表面以外のことも大切にしてくれて
それを演奏でも言葉でも伝えてくれる演奏家を
何よりものぞんでいるから。
そのようにして、
作曲家の「新作初演」などを手がけたりすると
あなたはその作曲家にとって
一生ポートフォリオにのせる唯一の存在になります。
再演よりも初演の役割重要度は圧倒的だからです。
そのようにして
演奏者としてのステージも上がります。
あなたよりバリバリ弾けるだけで
言葉を大切にしてこなかった演奏者よりも
抜きん出ることができます。
もちろん、
日頃から演奏力向上に努めるべきなのは
言うまでもありません。
その上で、
あなたの音楽に
「言葉」による表現を取り入れてください。
言い方は良くないかも知れませんが、
あなた自身を、
あなたの演奏を、
あなたが演奏する作品を、
綺麗に話してください。
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