ひとつの作品を時間かけて深掘りする学習は重要ですが、
さらなる深掘りは
いったん寝かせた後でもいいと思ってください。
つまり、
ある程度のところまでいったら
「これでいい」ってやって次へ行っちゃうんですよ。
細かなことを直そうと思えばいくらでも出てきます。
しかし、そこまで学習が進んでいるときは
手を入れたからって
必ずしも前進するわけではありませんし、
期間を空けて
別の楽曲で力をつけてから戻ってくるほうが
良い方向へ進むことがほとんど。
これは演奏はもちろん、創作でも同様です。
筆者が音大生の頃、作曲のレッスンで
「曲の中で、こんなことやあんなことをやってみたい」
「この曲のこういうところをこう変えたらいいかと思い始めた」
「この曲のこういうところをこう変えたらいいかと思い始めた」
などとグダグダと先生へ言ったところ、
「今言ったことをすべて、次に書く曲でやりなさい」
ってバーン!と言われました。
その曲を作りはじめた頃に
いろいろと試行錯誤するのは必要だけれど、
ある程度出来上がってきてからは
「次へ行く」という視点をもって
新たな作品で挑戦するべきだということ。
自分なりの「これでいい」の基準を決めて
頭と心を柔軟に学習してみてください。
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