今から20年近く前のことです。
2000年代のはじめころ、
とあるサラリーマンが
ピアノの練習日記をブログにしていました。
当時は、
今ほどブログを書く方は少なかった時期です。
そのブログが面白くてよく見に行っていました。
ブログには、
「子育てとピアノ練習の両立」について取り上げられたり、
また、
f の箇所は赤く塗り、p の箇所は青く塗り、
「ドビュッシーの月の光は全体的に青い楽譜が出来上がります」
などと、
楽しそうに自身の練習の工夫と成果を報告されていました。
ショパン「バラード第4番」に挑戦する記事では
難易度的に全く手が届かない楽曲に対して
「楽譜を拡大コピーする」
「色塗り」
「もう一方の手で取れるところは取りまくる運指の工夫」
など、
本当にさまざまな練習アイディアを考えて
難曲に挑戦する様子を発信されていました。
ピアノが好きで好きでしょうがないのが
これでもかというほど伝わってくるブログでした。
このブログの思い出と共に
本記事をご覧くださっている方にお伝えしたいことは、
ということです。
今は演奏の力やいろいろなことがまだでもいいのです。
紹介したブログの男性のように
本当にピアノが好きであれば
音楽をずっとずっと続けていけます。
ブログとまでは言いませんが、
私の指導では
「ピアノの練習日記」をつけることを生徒に勧めています。
日記にしたこと自体で上達するわけではありません。
しかし、
日記がたくさん集まった時に見返すと
「自分の練習内容や、音楽について考えていることの変化」
が “ある傾向” となって見えてきます。
このような傾向を知っておくことの重要さは
上級レベルになった時によくわかってきます。
騙されたと思って
日記をつけてみてください。
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