具体例を見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、50-57小節)
2箇所のカギマークで示したように、
ここでは同じメロディ素材が
変化とともに繰り返されています。
2回目では装飾的な変奏が加えられていますが、
結局、丸印で示したように
元のメロディはきちんと埋め込まれていますね。
やり過ぎなくてもいいのですが、
これらのメロディラインを少しだけ強調して光らせてあげたうえで
他の装飾的な音は軽めに弾くようにしてください。
そうすると
元のメロディがきちんと聴こえたうえで
立体的な演奏になります。
この楽曲ではメロディの埋め込みが
単純なやり方でしたが、
特に近現代の作品では
もっと複雑なカタチで埋め込まれている例もあります。
単なる速い動きにならないよう
大事な音を見極めるようにしましょう。
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