J.S.バッハ「平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第10番 BWV 855 ホ短調 より フーガ」ワンポイントレッスン
譜例(PD楽曲、Sibeliusで作成、曲頭)
このフーガは
平均律クラヴィーア曲集全曲の中にあって
唯一の2声のフーガです。
ただし、
1-2小節を見て分かるように
同じところに停滞して何度も鳴らされるE音と
半音階で降りていく音とかあるので、
ある意味、
主題そのものが
すでに2声的になっていると考えていいでしょう。
テンポに関してですが、
大きく2つの考え方があります。
① プレリュードの23小節目からPrestoになるので、そのテンポを意識する
② 仕切り直して、そのPrestoよりもゆるやかなテンポ設定にする
② 仕切り直して、そのPrestoよりもゆるやかなテンポ設定にする
どちらのやり方をしているピアニストもいますが、
「第1巻 第22番 BWV 867 ロ短調」のように
プレリュードとフーガとのまとまりを意識して
筆者自身は
前者のテンポ設定にしています。
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