メリハリ表現として特に重要なのは、次の5つです。
◉ ダイナミクス( f と p の交替など)
◉ アゴーギク(インテンポとルバートの交替など)
◉ テンポの変化(♩= 120 と ♩= 88 の交替など)
◉ アーティキュレーション(軽やかさとレガートの交替など)
◉ フレーズの長さ(長いフレーズと短いフレーズの交替など)
◉ アゴーギク(インテンポとルバートの交替など)
◉ テンポの変化(♩= 120 と ♩= 88 の交替など)
◉ アーティキュレーション(軽やかさとレガートの交替など)
◉ フレーズの長さ(長いフレーズと短いフレーズの交替など)
細かなことをみていくと他にもあります。
(参考記事:【ピアノ】オーソドックスな対比表現の一覧)
これらのどれか一つでメリハリを表現するところがあれば、
組み合わせるところもあります。
重要なのが、
「これらを意識して譜読みをする」
ということ。
「 f と p の交替」や「テンポの変化」などは見抜きやすいですが、
それ以外の要素は
意識を向けていないと
対比的要素だと気付かずに
なんとなく通り過ぎてしまいがち。
このような観点で楽曲を眺めてみると
一曲の中にたくさんの対比的要素が
含まれていることが分かるはずです。
そして、
見つけた要素は少し大げさに表現してみましょう。
自分では「10」表現しているつもりでも
聴いている人には「3」くらいしか伝わらないのが通常です。
「やり過ぎた」と思えば、
後からいくらでも調整できますので
まずはきちんと表現してみることが重要です。
ちなみに、
演奏自体で変えることは出来ない要素ですが、
「バスの位置(低いバスをどこまで黙らせておくか、など)」
こういった要素でも
作曲家はコントラストの工夫をしていることを
踏まえておきましょう。
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