具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、148-150小節)
譜例のようなコラール風の音型では
音楽が縦割りになって
ひとつひとつ刻んでしまいがち。
こういったところで
フレーズがブチブチになってしまわないためには
ちょっとしたコツがあります。
4分音符で、一回一回手首を上げないでください。
原則、フレーズが切れるところまでは
手首をむやみに上下させて抜いてしまわないようにします。
そのためには
あらかじめフレーズを
きちんと把握しておかないといけません。
(再掲)
149小節2拍目から
フレーズが改まっていますので、
ここまではひとつとして捉えましょう。
両手ともに同音連打を含みますので
やや弾きにくく感じるかと思いますが、
ペダルを使用したうえ
手はテヌートで演奏する。
響いている音をよく聴きながらつなげていく。
そして、手首の使い方にも気をつける。
これらに意識を向ければ
切れずにフレーズをつくることができます。
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