【30秒で学べる】ショパン「ノクターン第1番 op.9-1」ワンポイントレッスン

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ショパン「ノクターン(夜想曲)第1番 変ロ短調 作品9-1」ワンポイントレッスン

 

譜例(PD作品、Finaleで作成、15小節目の左手)

最後でハーモニーが変わって、

「b-mollのⅤ7」になっています。

この最低限の和声知識を理解できれば、

「ショパンはペダル指示をしていないけれども、譜例に書き込んだ位置でペダルを踏みかえるべき」

このように判断できるはず。

 

その際、2分音符で書かれた音符を

忘れずに5の指で残しておけば

ペダルを踏みかえてもベース音のF音の音響が断裂しません。

2分音符で書かれた音符は、

「ペダリングのことを考えて書かれた音符」なのです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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