【ピアノ】譜読みの途中で気持ちが萎えたときの立て直し方

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譜読みの途中で気持ちが離れたときの立て直し方として
まったくタイプが異なる2つの方法を解説します。

 

おおむね弾けるようになるまでの

譜読みの段階というのは、

未知の楽曲をひも解いていく楽しさがありますね。

しかし、まだスラスラ弾けない状態なので

同じところで何度も立ち止まったりすると

気持ちが萎えてしまうという方も多いようです。

 

譜読みの途中で気持ちが萎えたときの立て直し方には

大きくふたつの方法があります。

 

ひとつめは、

「やらないとやばい」という状況をつくってしまうこと。

 

例えば、テスト前の一夜漬けなんかは典型で、

「今日やらないとほんとうにやばい」

という状況だからこそ

たとえ短い時間でもやろうと思うわけですよね。

 

ピアノ演奏においては

◉ 本番を入れてしまう
◉ 単発(スポット)レッスンを入れてしまう

など、やらないとやばい状況をつくる方法はあります。

そのような予定を入れることで自分へ発破をかけてしまうのは、

さっさと気持ちを立て直して譜読みをガンガンに進めるための

ひとつの方法です。

 

もうひとつの気持ちが萎えたときの立て直し方は、

割と真面目な性格の方に向いている方法なのですが、

先ほどとは真逆のアプローチ。

その楽曲を弾く機会をあえて決めないようにしておき

いっそのこと、わざと時間をかけて譜読みを進めてみる、

というやり方です。

 

例えば、

「今日は大譜表2段ぶんだけでいいから、その代わり、その2段はしっかりと学習しよう」

などといったように自分で決めて

区切って区切って区切って譜読みを進めていく。

 

このやり方がどうして有効なのかというと、

譜読みをしていて萎えてしまう理由の多くは

「ここでこんなにつまづいているのに、まだ先がこんなに長い…」

などと、長い楽曲トータルと比較して現時点の状況を見てしまうからです。

先が見えないことに不安を感じ、諦めにも似た感情をもってしまう。

 

区切っても楽曲最後までの総小節数は変わりませんが、

「今日はこの2段のみでいいや」

と割り切っていることで

楽曲全体に対してではなく

その区切った部分に対しての現時点の状況を見ることができます。

そうすると、先が見えない譜読みからは脱することが可能。

「やらなければいけないと思い込んでしまう分量を減らすことはできないか」

これを考えてみてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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