もし身近にピアノ演奏の上手な知り合いがいる場合は、
その奏者が過去に学習した楽曲の楽譜を見せてもらうと
とても刺激になり
音楽的な学びにもなります。
まったく書き込みをしない奏者も中にはいますが、
たいていは
プロアマ問わず
楽譜へ何かしらの書き込みをしながら学習しているはず。
ずいぶん前のことですが、
ピアノが達者なベテラン作曲家から
その方が学習したウェーベルンや武満徹のピアノ曲のスコアを
見せてもらったことがあります。
工夫された運指や
言葉で書き込まれた解釈など、
濃い鉛筆で書き込まれた内容から
工夫やセンスなどが鮮明に伝わってきたのが
印象深くて忘れられません。
作曲家ならではの鋭い視点のアナリーゼまで
書かれていました。
楽譜への書き込みというのは、
その人物の学習の跡であると同時に
それまで積んできたものや
性格や
音楽をどう聴いて、どう捉えているのかなど、
あらゆることの現れ。
直接目にすることで
自分が音楽に対してアプローチしている内容と
異なる視点が得られて
刺激や勉強になることがたくさんあるでしょう。
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