具体例を見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、35-40小節)
譜例の36小節目から37小節目へ移るときに
ダイナミクスがsubitoで f になり
右手パートにも多少の跳躍が出てきます。
このように
ダイナミクスが急変したり跳躍する直前は、音処理に要注意。
次のことばかりに意識がとられて
うっかりと音処理が雑になってしまい、
急いだり、音量的に大きく飛び出たりしてしまいがちだからです。
この譜例でいうと
36小節2拍目の処理を気をつけましょう。
こういったことって
録音&チェックをすれば明らかなのですが、
直後のイヴェントに気をとられているせいか
演奏中は意外と気が付きにくいものなんです。
「直後に何か気を取られるようなイヴェントがあるときには、音処理に注意」
ゆっくりのテンポで練習するときから
このことを心がけるようにしてください。
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