具体例を見てみましょう。
楽曲が変わっても考え方は応用できます。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、46-50小節 および 74-77小節)
この2種類の譜例の伴奏を見比べてみてください。
ほとんど同じ伴奏形のように見えますが
74小節目からの伴奏形では
3拍目にもバス音がはいるために
3拍目から次の小節の1拍目へ向けたエネルギーが発生します。
したがって、
音楽の進行感はより強くなります。
伴奏形による音楽の進行感に加え
上段で演奏されるメロディのアーティキュレーションも含めて、
46小節目からの部分よりも
よりキビキビした曲想になっていることを
“意識的に” 感じましょう。
譜読みでは
こういったわずかな伴奏形の違いによる表現の違いを読み取って
楽曲理解を深めないといけません。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント