演奏しているときには気がつかなくても
写真や動画などで自分の演奏姿勢を見ると
ひっくり返りそうになることもあるはず。
これって、
一度気がついてそのときに直しても
結局少ししたらまた元に戻ってしまうでしょう。
理由はシンプルで、
小さい楽譜をのぞきこんでいるからです。
原則、市販のクラシックピアノ楽譜で標準の
A4強よりも小さなサイズの楽譜は使わないでください。
ネットプリントサービスなどで手に入れた楽譜は
とにかく大きなサイズにプリントアウトしてください。
譜読みをしている限り
文字通り「楽譜を見る」ということを常にやっているため、
小さい楽譜を使っていると
のぞきこむのをやめられないんですよ。
こういった元の原因をなくさない限りは
いくら表面上気をつけてケアしても
ぜったいに再発します。
筆者もそうですが
iPadなどのタブレットでも楽譜を見る方は
横置きにして
画面の中に大譜表を2-3行だけ表示させてください。
それで練習しにくい場合は
はやく暗譜して景色だけで弾けるようにします。
そうすれば、
縦置きで1ページすべてを表示させても
のぞきこむことにはなりませんから。
「のぞきこまないと読めないような楽譜は使わない」
これは、自分ひとりでいつでも実践できるので
意識してみてください。
それでも姿勢が改善されない場合は、
◉ 座る位置に問題アリ
◉ 呼吸が浅い
◉ 気持ちを入れようとするあまり、首から上に力を入れすぎている
◉ 日常生活の姿勢からすでに乱れている
などの理由も疑う必要があるでしょう。
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