【ピアノ】休符が挟まるメロディでは音色に注意

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メロディの途中に休符が挟み込まれてくることは
多くありますが、
そういった休符では
うっかり意識を途切れさせないことが重要です。

 

具体例を見てみましょう。

楽曲が変わっても考え方は応用できます。

 

モーツァルト「ピアノソナタ ニ長調 K.576 第2楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、23小節目)

左側の原曲の譜例を見てください。

休符の挟まるメロディが出てきています。

休符が挟まることで

集中力や指先の感覚が途切れてしまいがち。

よく耳と指先の感覚を研ぎ澄ませて演奏しないと

どれかひとつの音だけ

いきなり音色が変わってしまったり

大きく飛び出てしまったりします。

気をつけて演奏すべきところだと言えるでしょう。

 

(再掲)

練習方法としては、

右の譜例のように

休符の部分にも音が伸びていると仮定して弾いてみることで

指先や手の平の感覚をつかむのがいいでしょう。

 

こういった予備練習を何度もやってから

原曲通り弾いてみてください。

予備練習の感覚を覚えておくことで、

原曲通りへ戻しても

音色をそろえるだけでなく

休符のところでも手の平で音をもち続けている感覚で

弾くことができます。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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