探してみると
国内外の巨匠の話を聞けるイヴェントは
数多くあることに気が付くはず。
レッスン形式でそれを聴講するマスタークラスや、
講演会のような形のものもあり
どちらもためになるものですが、
筆者は講演のほうにより多く足を運ぶことを
おすすめしたいと思います。
巨匠の解釈やテクニックのあれこれを学べるという意味では
レッスンには価値があります。
一方、何度かマスタークラスを聴いたことがある方は気付いているかもしれませんが、
巨匠だからといって
ものすごく突拍子もないことを言うわけではなく
日頃、よく勉強した優れた指導者についている方や
有益な教材に囲まれている独学の方にとっては
聴き慣れたこともたくさん耳に入ってきます。
一方、
講演のほうは
実技レッスンこそなくても
その巨匠の生き方そのものを学べます。
豊富な音楽活動やその他から経験したことを
リアルに伝えてもらえることが多いので、
その人物ならではの話題になります。
そういったところから
音楽に対する考え方や生き方、
辛いことや楽しいことなどを
実体験をもとに教えてもらうことで、
話を聞き終わったあとに
自分そのものに影響を与えてくれたことに気が付きます。
このような
巨匠の経験を知れて
自分について考える機会のほうが、
少なくとも筆者にとっては
より有益に感じることが多くありました。
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