ピアノを弾く人にとってのシューベルトって、
名前は良く知っていながらも馴染みが薄い
典型的な作曲家なんですよ。
シューベルトは
一度取りつかれると離れられなくなる
良い意味でヤバい作曲家です。
しかし、
長尺かつ、地味な作品が多いことなどから
少し距離をとってしまっている方も
多いのではないでしょうか。
シューベルトのピアノ音楽と仲良くなる方法があります。
とりあえず、
弾かなくてもいいので、ちゃんと聴いてください。
という記事で書いたように、
まずは聴き流しで知っている作品を増やし
楽曲を好きになることが出発点です。
◉ 即興曲集 D 899 Op.90
◉ 即興曲集 D 935 Op.142
などは、とうぜんのように全曲知っておいてください。
ピアノソナタは特に
第13番から第21番までが
あらゆる意味で重要。
曲名と内容を一致させて、
耳にしたときに
「第○番の第○楽章」
と即答できるくらい聴いておいてください。
そして、
弾きたいと思う作品に出逢えたらでいいので、
ゆくゆくは
自分のレパートリーにシューベルトを迎えましょう。
ちなみに、
筆者は
がお気に入り。
これは筆者自身、
失恋の想い出がある
ちょっと切ない1曲なのですが…。
ソナタ形式で進行していき、
この作品の第2主題を聴くと
胸に迫るものがあります。
特に再現部のes-mollになったほう。
シフの演奏が
テンポやその他の表現面で最高です。
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